足関節の捻挫

2025年05月01日 /

症状や部位から探す

足首の捻挫は痛みが消えたからといって治ったわけではありません。

捻挫は関節をまたいでいる靭帯が捻り伸ばされて部分的に損傷している状態です。

靭帯の損傷は程度によって異なりますが、概ね２～４週間で回復が望めます。

しかし、動きの悪さや不安定感など関節の機能低下については適切に施術しなければなりません。

痛みを庇って立ち歩きしていると部分的に筋力の低下が起こり、荷重不均衡によって膝痛や腰痛を招きやすいです。

足関節の捻挫の場合、亜脱臼を起こすこともあります。

亜脱臼とは関節が正常な位置からずれている状態です。

完全に脱臼していないので痛みを感じない方もいます。

過去には捻挫の後、痛みはないが足関節の動きが悪くなったという患者さんがいました。

２年近く違和感を残したままテニスを続けていたこの方の場合、足関節の亜脱臼を起こしており、部分的に筋肉の萎縮、足関節も緩くなっていました。

整復後に固定を施し、弱くなった筋肉を運動療法で鍛え、足の踏み込みの練習などに２か月ほどを要することになりました。

不具合に気づかず荷重不均衡から膝や腰の痛み、全身をゆがめてしまうことがないように、捻挫は早期にきちんと治しましょう。

著者 Writer

院長：畑中一郎（はたなかいちろう）: 生年月日：1972年11月20日
血液型：O型
趣味：読書
出身地：埼玉県
得意な施術：足部調整

座右の銘：習い性と成る。
施術家としての思い：少しでも早く症状の改善をして健康のお手伝いをさせていただきます。
施術へのこだわり：局所だけでなく全体をチェックして原因を探します。

患者さんへの一言：患者さんの痛みが少しでも早くとれるように施術していきます。
身体についての疑問などありましたらお聞きください。

【経歴】
山野医療専門学校を卒業
三鷹ニコニコ整骨院で勤務
パルモ三鷹整骨院で勤務

【資格】
柔道整復師
医療品登録販売者

院名：パルモ三鷹整骨院

住所：〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-32-3

最寄：JR中央線三鷹駅　徒歩4分

駐車場：なし

定休日は日曜です